『大義の為に命を懸ける』~本能寺ホテルを観て~
おはようございます!
『笑顔の配達人』福福いちこ こと 村上委千子です。
今日は先日観た映画、『本能寺ホテル』のお話。
現代の『本能寺ホテル』と安土桃山時代の『本能寺』が繋がっていて…
主人公の 綾瀬はるか が、時代を行ったり来たりするというお話。
シュールでコミカルで、本当に軽ーい乗りなのかと思いきや…
作品の根底に理想の信長像がある、と云うなかなか秀逸な作品。
時代を行ったり来たりしている間に、
綾瀬はるか演じる主人公が、信長と仲良くなり…
『未来が変わる』とわかっていながら、
『明日、本能寺の変が起こるので逃げて』と信長に進言してしまう…
と云うストーリー
でも、未来は変わらない。なぜ?
信長は『本能寺の変』を受け入れ本能寺で死んでしまったから。
信長のビジョンは『天下泰平の世。みんなが笑って暮らせる世界』
これが実現できるのならば、『実現する人は自分でなくても誰でも良い』
と云う信念があった。
そして…
主人公が現代から持ち込んで落とした一枚のチラシ。
そこには、現代人の誰もが笑顔で楽しそうにしている写真が数枚載っていた。
それを、この物語の最初の処で拾い大切そうに持っていた信長。
そう、この明るい未来を受け入れる為に
自分が『本能寺の変』で死ぬことを選んだ信長。
最初、軽~い乗りで観に行ったのだが…
なんか妙に考えさせられた。
『大義の為に命を懸ける』
『自分にもできるだろうか?』と…